2012年度の活動

2012年度は6つの研修会を実施しました。

総合

グループの力

なぜ、グループなのか。ファシリテーターとは何か。ファシリテーションとは何をするのか。

本年度の第1回目ワークショップは、

日本で保育士として働いた後、

イギリスの大学院でパーソンセンタード・アプローチを学び、

日本で10年以上一般の参加者を対象とした

エンカウンター・グループをされている

三國牧子さんを講師・ファシリテーターにお招きします。

ふるってご参加ください。

 

午前中は講義をし、午後は午前中の講義を踏まえて、皆さんからのエンカウンター・グループに対する質問、疑問、悩みなどをグループ形式で伺い、分かち合い、話し合っていけたらと思っています。

 

日時 2012年6月3日(日)10:30〜16:30(受付10:15〜。昼食休憩1時間)

   ※午前は講義、午後はグループ体験

 

参加費 4000円

 

講師・ファシリテーター  三國牧子(九州産業大学)

 

九州産業大学国際文化学部臨床心理学科准教授。The World Association for Person Centered & Experiential Psychotherapy & Counselling理事。University of East Anglia MA in Counselling Studies 修了後、パーソンセンタード・アプローチとエンカウンター・グループの研究実践を重ねる。一般の参加者を募る乗鞍でのエンカウンター・グループは今年度で11年を迎える。書籍『パーソンセンタード・アプローチの最前線 -PCA諸派のめざすもの』共監訳(コスモス,2,007)他

 

会場 西宮市大学交流センター 講義室2

   〒663-8035 西宮市北口町1番2号 ACTA西宮東館6階

   阪急神戸線 西宮北口駅より北東へ徒歩2分 

研修会フライヤー
20120603-三國さん研修会.pdf
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家族・地域

家族を支えるグループにおけるファシリテーション

不登校の親のグループ事例を元に

基本的にエンカウンター・グループ(※1)のファシリテーションを大切にしています。ただ、それに少し工夫をすることで、より不登校児の親グループ参加者に良い効果がみられることが実践と研究からわかってきました。

 午後のグループ体験では、午前中の講義を踏まえて、メンバーとともに親グループについて考え活発に話し合う時間にしていきたいです。そのためにもグループ体験の前半では、小西浩嗣先生をゲストにお呼びして、アドベンチャーカウンセリング(※2)を用いたメンバー同士の交流を行う時間を持ちたいと思います。

 

※1 エンカウンターグループとは…

カールロジャーズが考案したグループアプローチで、パーソンセンタードアプローチの理論を背景とします。時間とメンバー、ファシリテーター、場が決められており、そこで何を話し、何をするかはあらかじめ決まっていません。メンバーの自発性を促進し、グループプロセスへの信頼を基盤にすすめらます。

なお、特定のアクティビティを提示し進行するグループを構成的エンカウンターグループと呼びます。

 

※2 アドベンチャーカウンセリングとは…

アドベンチャーカウンセリングは自然の中での厳しい状況にチャレンジし、それを乗り越えていく際に起こる行動面と感情・心理面の肯定的変化を身近な日常環境に適用した手法です。しかし、大自然の中で行われる活動だけがアドベンチャー(冒険)ではありません。具体的には学校教育分野をはじめ、青少年教育、企業研修、メンタルヘルス面、医療分野での治療プログラム、スポーツチームの強化など多様な分野に導入されています。

 

☆この研修会は終了しました。研修会レポートはこちら

 

日時 2012年7月8日(日)10:30〜16:30(受付10:15〜。昼食休憩1時間)

   ※午前は講義、午後はグループ体験 

 

講師・ファシリテーター 中地展生(帝塚山大学)

帝塚山大学心理学部心理学科講師。博士(心理学)。帝塚山大学にて、2006年~2009年、文部科学省「現代的教育ニーズ取組支援プログラム:『心のケアとサポート』人材養成と自立支援~地域の活性化と安心・安全な社会の創造のための実践的教育~」、及び2010年~現在、文部科学省「大学教育推進プログラム:心理福祉分野の学士力基準構築と人材の育成」を担当。グループを用いた学生の教育と地域支援を実践。

 

小西浩嗣(こにしひろつぐ) 

帝塚山大学心理学部非常勤講師としてアドベンチャーカウンセリングの授業および関連するプログラムを担当する他、立命館大学大学院や福祉専門学校においても非常勤講師として心理、教育、福祉分野における対人援助の授業を担当している。また、青少年育成、ボランティア、子育て支援等にかかわる団体や個人との協同により人材育成に取り組んでいる。


参加費 4000円

 

場所 西宮市大学交流センター

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産業

企業メンタルヘルス研修におけるファシリテーション

「次もお願いします」と言われる研修のコツ

☆この研修会は終了しました。研修会レポートはこちら

メンタルヘルスに力を入れる企業や組織、学校が増えています。「何かやって」と研修を依頼された時にどうしますか?本ワークショップでは、引き受ける時にチェックするポイント、研修内容の組み立て方、実施におけるファシリテーションの工夫について、講師がこれまでの経験を踏まえてそのノウハウをお話しします。午後は、実際に研修で取り入れているワーク(ストレスマネジメント、フォーカシング、アートセラピー、キャリアデザインなど)を体験してみることで、自分なりの研修・ワークのやり方を見つけていきましょう。

 

日時 2012年8月5日(日)10:30〜16:30(受付10:15〜。昼食休憩1時間)

   ※午前は講義、午後はグループ体験

 

講師・ファシリテーター 土井晶子(神戸学院大学)

 

神戸学院大学人文学部人間心理学科 准教授。博士(人間科学)。認定フォーカシング・トレーナー。日本フォーカシング協会国際交流グループ・グループリーダー。フォーカシングの他、キャリアカウンセリングやポジティブ心理学に取り組む。民間企業に勤務していた経験を活かし、企業向けのメンタルヘルス研修やカウンセリング活動、キャリア・デザインのワークショップを多数実施。

  

参加費 4000円

 

場所 西宮市大学交流センター講義室1

 

教育

授業で実施するグループの進め方

担任のニーズや学級風土に応じたプログラムの作り方

学校臨床の現場では「グループをしてほしい、演習をしてほしい」と依頼を受けることは珍しくありません。しかし先生のニーズは多種多様、そして学級の雰囲気も様々です。すると、いつも同じグループでなく、毎回ちがうファシリテーションになります。
グループのファシリテーションの中では、グループの進行の仕方と同じくらい、もしくはそれ以上に重要なのが「事前にいかにプログラムを作っていくか」です。この研修会では、学級の観察やニーズの聴き取りに基づくプログラム生成についての講義(午前)と、グループの進行における工夫や注意点、幾つかのエクササイズの紹介(午後)を行う予定です。

 

日時 2012年10月13日(土)10:30〜16:30(受付10:15〜。昼食休憩1時間)

   ※午前は講義、午後はグループ体験

☆研修会は終了しました。研修会レポートはこちら

  

講師・ファシリテーター 金子周平(鳥取大学)


鳥取大学医学部臨床心理学専攻大学院医学系研究科 講師。博士(心理学)。2008年Encouraging Award:8th Pacific Rim Regional Congress of International Association for Group Psychotherapy and Group Processes & 14th Conference of International Association of Dynamic Psychotherapy受賞。2009年日本ロールレタリング学会学術奨励賞受賞。ベーシックエンカウンターグループ、構成型エンカウンターグループのファシリテーターを延べ34回経験。スクールカウンセラーや鳥取県教育センタースーパーバイザーとして小・中学校のグループアプローチの実践を行っている。その他、高等学校の授業、電話相談員研修としても構成的エンカウンターグループを活用している。

※研究室サイトはこちら

 

参加費 4000円

 

場所 西宮市大学交流センター 講義室2

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医療

統合失調症患者の心理ミーティング

参加者の病態水準によるファシリテーションの違い

日程 2012年11月4日(日)

☆研修会は終了しました。研修会レポートはこちら

 

講師・ファシリテーター 野島一彦(跡見学園女子大学)

研究室サイト

 

講師紹介

九州大学名誉教授、跡見学園女子大学文学部教授。臨床心理士・日本集団精神療法学会認定グループサイコセラピスト/スーパーバイザー。博士(教育心理学)専門は来談者中心療法と、エンカウンターグループ。精神科病院での心理ミーティングへの取り組みは1987年から現在まで続いている。  

 

参加費 4000円

 

場所 西宮市大学交流センター 講義室2

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野島先生ファシリテーション研究会.pdf
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総合

グループにおける記録の活用

プロセスや効果を客観的に振り返る方法として

 日時 2012年12月9日(日)10:30〜16:30(受付10:15〜。昼食休憩1時間)

   ※午前は講義、午後はグループ体験


講師・ファシリテーター 坂中正義(福岡教育大学)

 

グループの中での体験を大切にしつつ、客観的にそのプロセスや効果を振り返ることは、より良いファシリテーションをしていく上で大切な作業になります。今回は、その方法のひとつとして、グループにおける「記録」に焦点をあて、その活用の仕方について検討します。午前中は理論についてのレクチャー、午後はワーク等を取り入れ実践的に学びます。


福岡教育大学 教育心理学講座 教授。博士(心理学)。学位論文では、ベーシック・エンカウンター・グループの実践とC.R.Rogersの中核3条件の理論の関係について関係認知の視点から量的データを元に分析。教員、看護学生、一般等を対象としたエンカウンターグループのファシリテーター経験30回以上。※研究室サイトはこちら

 

参加費 4000円

 

場所 西宮市大学交流センター 講義室2

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